家庭で子供に金融教育 ①準備~稼ぐ、貯める、使う

お金の知識

2022年、小学2年生の息子くんが貰ったお年玉を「増やしたい」と自ら言ってくれて、金融教育スタート!となりました。

子供への金融教育を通しての考察・学びなど織りまぜて報告していこうと思います。

息子くん

・1月生まれ8歳(2022年現在)

・電車、車が大好き

・絵、工作も大好き

・お気に入りおもちゃはプラレール、トミカ、ラジコンカー

【主な成功体験(小2になってから)】

  • 夏休み前、一桁計算すら指を使ってたのを1ヵ月特訓で暗算どころか暗記
  • 繰り下がり引き算が苦手だったので一緒にパターン分けしてマスター
  • 「エルマーのぼうけん」3部作を追い読みで読破
  • お年玉で貰ったお金を「増やす分」「貯める分」「使う分」に分けて、初めて自分のお金で欲しいおもちゃを買って喜びを知る

1.準備段階(2021)

基本的な学力をどう伸ばすか?

鉄道大好きっ子の息子くん、鉄道にからめれば興味を引くのでは?

と思い「鉄道ドリル(小2)」という本を買ってみました。

中でもお金で切符を買って、ジュースを買って、みたいなところがあって何回もやらせました。

苦労しましたが、根気良く繰り返しやることでかなり理解してくれました。

お出かけや買い物で合計金額&支払い

学校が休みの週末や夏休みにお出かけのときには、

これが~円、これは~円、と値段を伝えて意識してもらうように仕向けました。

  • 電車で出かけるときもここからここまで~円(PASMO使ってますが)と毎回確認
  • 買い物ではお菓子を買いに行って「合計いくら?」と金額計算
  • 支払いをさせておつりを考える

などなどお金に触れたり値段を意識するようにつとめました。

ごっこ遊び

紙でお金を作ってみたり、お店屋さんごっこしたり、お店で実際にやり取りしたことを思い出しながらごっこ遊びをやりました。

これによって

モノ(商品)とお金を交換する→買う

モノを提供する代わりにお金を得る→売る

このやりとりには “感謝の気持ち” が含まれてる

ということを体感で学ばせていきました。

お年玉をきっかけに

2022正月、お年玉を貰って

使って欲しいもの買ってごらん!

と伝えました。

そして初めて自分のお金で自分が欲しいものを選んで買う、という経験をしました。

これでクリスマスや誕生日のような特別なとき、散々ねだって買ってもらう、以外の手段を知りました。

楽しそうにしているところですかさず

お金でお金を増やしてみない?増えた分でお菓子や安いおもちゃなら買えるかもよ!

と話すと、

「ぼく、増やしたい!」

と言ってくれました。

そこからレッスン開始です!

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2.教育開始からの報告

自分のお金でおもちゃを買ったことでお金で欲しいものが買えることがわかりました。

でも使うだけじゃどんどん減ってなくなってしまう。

ということで次のステップは

お手伝いをしてお金を「稼ぎ」、「貯めて」欲しいものを買う

です。

まずはお手伝い(労働)でお金を稼ぐ、ということを教えます。

比較的カンタンな掃除、そのなかでも限定的な「お風呂掃除」を教えることになりました。

お風呂掃除を教えて、数回やって一人でできるようになったらお金を稼げる(一回100円)

稼ぎを財布に貯めておき、目標額になったら欲しいものを買う

→400円のトミカが目標!
達成できたら、次は2000円のプラレール車両を狙う!

お風呂掃除と同時にお料理手伝い(娘ちゃん:4歳と一緒に)も始め、プラ包丁を卒業して小さめの包丁を使い始めました。

炒め物を混ぜたり、カレールーや味噌溶きも経験。

どんどん成長してくれて嬉しい限りです!

【わが家の教育スタイル】

  • 座学は基本しない。実践あるのみで分からないことが出てきたときのみ説明する(基本の基本だけはしっかりやらせました)
  • 必ず落ち目があることを身をもって経験させる「失敗はつきものだけどさらに伸びるチャンス」「何がわかってなかったかハッキリしてラッキー」
  • 脱、右へならえの学校教育。学校は人づきあいを学ぶ場所で、実用性のないことならやらなくていい
  • 「正解」を求めない。世の中答えがないこと方がほとんど
  • 興味、関心あることはどんどんやってみる

これを基本姿勢にしてます。

小さいうちは仕方ないですが自主性が芽生えてきた時点で学校教育の考えは抜く必要ありです。

自分で考える力がなく会社依存しか知らない、将来に希望が持てない生き方を作るものだということは今の日本の若者自殺率が世界一という現状からもわかります。

少なくとも税金搾取要員、国の養分になる生き方考え方を仕込まれるのは耐えられないので金融教育と同時に脱学校教育もしていきます

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3.考察・学びなど

金融教育、といっても特別なことをしてるわけではないことはここまでで分かったかと思います。

方針と、伝えて実際やってることはこんな感じです。

【金融教育】

  • 小難しいことはいいから実践できることをして身につけていくようにする
  • 失敗やうまくいかないとき「じゃあどうするか、どうすればよくなるか」考える
  • まわりと比べる必要なし。自分で考えて自分で決めて動く
  • 知りたいことは何でも聞け

【心がけとやってること】

  • すぐに使わないお金は貯金箱に入れて忘れる「貯める」
  • お手伝いで「稼ぐ」
  • パパファンドに出資して「増やす」
  • お金を、使わせようとする社会から「守る」
  • 本当に欲しいものか、考えて「使う」

(参考:「本当の自由を手に入れる お金の大学」両@リベ大学長)

大人にも言えることだと思いますが、まずは難しいことじゃない、ということ。

楽しんでやろう、ということ。

でやってくうちに徐々に好奇心くすぐって教えてけばいいんじゃないかと思ってます。

どんな役立つ知識も興味を持たなければ宝の持ち腐れですから、

「知りたい」と思ったときが教えどきだと思います。

子供がいる人の参考になればと思います。

また、報告します!

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