【ネガティブは無くさなくていい!】誰でも楽観思考になれるコツ

幸せの基準

 

ついついネガティブなこと考えちゃうのが

嫌だ!無くしたい!

と思ってる方、朗報です
ネガティブ感情はある程度持ってた方がいい

という【ポジティブ心理学】のお話です
幸福感や楽観思考、身につけちゃいましょう♪

ポジティブ心理学に学ぶ幸せ

1. 1/4の後ろ向きな感情 

ポジティブ心理学とは? 前向き感情:後ろ向き感情の黄金比 長期的な幸福感を重視

2. 幸せの5つの条件 

5つの条件「PERMA」について 5大要因との比較

3. 楽観思考になるコツ

性格じゃなく説明スタイルで決まる 楽観的説明スタイルについて

1/4の後ろ向きな感情 

まず

ポジティブ心理学って何ぞ?

ということですが 

従来の心理学がマイナスからゼロへ

に対してゼロからプラスへ 

1から2へ、3へ という

幸せに向かう心理学の一分野 

今より充実した幸福な人生を送れるよう心を学ぶものです

ざっくりすぎて怒られそうですがそんなイメージです

さて結論からお伝えすると 

ネガティブ感情は1/4あってOK 

意外ですよね!

研究によるとポジティブ感情とネガティブ感情の比率が 

3:1

なら人生のいろいろな面が好転していくと言ってます 

「ネガティブなんてゼロの方がいい」 

「ネガティブを完全排除して100%ポジティブに!」

これはポジティブシンキングというやつで

ポジティブ心理学とは全く別物

無理矢理ポジティブ!

とにかく笑え!

みたいな極端な考えです

再現性も効果も薄いです

ネガティブの必要性

  • 良くない点を見つけて改善につながる
  • 問題解決の起点になる
  • 戦う意志や不安に備える際

など

実はたくさんあります 

要はバランス良く保つことが大事なんですね 

幸せ、英語ではHappyといいます 

ポジティブ心理学ではWell-being(良好な状態) という言葉を幸せとしてます 

簡単に違いを比べると

ハッピー → 今が楽しい つまり短期的

ウェルビーイング → 持続する、深い幸せ つまり長期的

とにかくポジティブ感情もネガティブ感情もバランス良く持つと 

そしてネガティブ感情

落ち込んだり

悲しんだり

怒ったり

凹んだり

はまるっと認めてしまおう、ということです 

アドラー心理学の自己受容です

具体的に3:1って数字で基準にしやすいと思いました 

もちろん人それぞれ比率は若干変わってくるとは思います

ベストな割合が見つかるとストレス耐性高まりそうですね!

幸せの5つの条件 

ポジティブ心理学の父 マーティン・セリグマン教授が提唱した

幸せの5つの条件 

それぞれの頭文字をとってPERMA(パーマ)といいます 

Positive Emotion:ポジティブ感情 

Engagement:没入・没頭 

Relationship:関係性 

Meaning:人生の意味・意義 

Achievement:達成感 

P前向きな感情、良いフィーリングです

多ければ人生がより良くなる

E:フロー状態など「活動を通してイキイキする・没頭する」

を多く体験することが幸せにつながる 

R:友人・家族など親密性や社会性のある人間関係

他者とのつながりは人間には不可欠です 

M:大きなものに所属する・貢献するなど含めて生きる意味

夢や目標など、人生に意味を見出す

A:何かを成し遂げた、成功した感覚が充実感を与えてくれます

必ずしも社会的成功が伴わなくてもよく、身近なことからも得られます

こちらでアメリカのギャラップ社の膨大な調査結果から

導き出された「幸せの5大要因」をご紹介してますが

PERMAと照らし合わせてみます 

5大要因は 健康、お金、仕事、人間関係、地域社会の5つです 

健康は全ての土台になります

とはいえ重い病気でもPERMAを満たして幸せで前向きな人も確実にいます

ないがしろにするのはNGとしても

健康に充分気を遣っても病気になるときはなる

なったらなったで幸せに生きることはできる!

そんな心がまえが大事かと思います

お金がないと不幸な気持ちや、ものごとが手につかず没頭や達成から遠ざかる 

困らないくらい、少しの余裕が持てればいいと思います

囚われてお金が目的になると悲惨です 

仕事にイキイキと取り組めれば成果も上がり、達成感を得られる 

環境・やりがい・人間関係などいろいろな要素がありますが

ストレスが少ないといいですね

仕事に没頭して達成感もお金も得られたら相当幸せそうだなって感じます

人間関係・地域社会の人間関係は他の要素にも関わってくるので共通して入ってます

所属感や社会貢献などでMeaningにも関わるところかなと思います

いろいろ見てきましたがPERMAを満たすために5大要素が関わってる

という感覚ですね

この辺りを意識して満たしていくと幸福度はアップしそうです! 

楽観思考になるコツ 

これまたマーティン・セリグマン教授によると

楽観主義だって 愚痴るし、批判もするし、怒りもすると

  • そんなネガティブや悲観な部分も含めて自分を認める

自己受容できること 

  • 過去や今を分析して強みや成功体験を掘り下げて認識 

→うまくいく、成し遂げられると思えるようにしていくこと

が大事、とのことです 

ここでポイントは

性格だけで楽観悲観は決まらない

ことで

説明スタイルが大事なんだということです 

ということで説明スタイルとは何ぞということに迫ります 

まず自分は楽観的か、悲観的かを知りましょう

あなたは良いことがあったとき、例えば取り組んでることがうまくいったときどう考えますか? 

自分の努力のおかげ 運が良かったとかじゃなく自分に目が向いてる 

いつも精一杯やるのが自分 今回はモチベ上がったなではなく原因が継続すると考える 

周りからも努力家と言われる 良い影響を広い視野で考える 

これが楽観的な説明スタイルです 

反対に悪い事があったとき、取り組んでることがうまくいかなかったとしてどう考えますか? 

自分がうまく話せなかったからだ 自分のせいにする 

口下手はそうそう直せないよ 原因が継続すると考える 

だから仕事も人間関係もうまくいかないよ 悪い影響を広く考える 

これが悲観的な説明スタイルです

楽観的になるためには 

うまくいったとき

自分に原因があって、それは長く続いていろいろな場面で作用する 

と捉える 

うまくいかなかったとき

自分以外に原因があって、それは一時的でこの場だけと限定的

と捉える 

セリグマン教授によればこの説明スタイルにしていけば

元が悲観的でも楽観的に考えられるようになるとのことなので

悲観的なタイプの方は徐々にシフトしてみてください!

いかがでしたか?

ポジティブ心理学を紐解くと

他にもレジリエンスという心の回復力や 

PERMAのエンゲージメントで触れたフロー状態→没入すること 

感謝の力やマインドフルネスに関してなど

さまざまな要素があります 

幸せというプラスの方向へ向かう術を知ってれば

気持ちが凹んでマイナスに飲まれそうな時も戻ってこれます 

いい時はさらによくなるためにどうするかがわかります

現代社会はストレス社会

心のメンテはこまめにしておかないとストレスはチリツモです

あなたが大事にしてる幸せ要素を高めたり、弱いところを補ったり、 

日々の癒しなど ぜひ日常にポジティブ心理学を取り入れてみてください


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