【新しい環境にストレスを感じるなら】対処を知って心の緊張をほぐす

心を穏やかに

4月は新年度・新生活!

入学・就職で新しい環境

クラス替え、部署替えや転勤など 

新しいことへの期待や不安が入り乱れて

心を病みやすい時期でもあります

環境の変化で感じるストレスへの対処 

1.本能を鎮める 

環境変化ストレスは本能から 鎮める要素

2.ストレス対処5選 

じっとしてても変わらない 動くべし

3.やる気は上げない 

五月病になりやすいタイプ 上げるのは?

本能を鎮める 

入学、入社、部署替えや転勤、新生活

新しい環境になるというとワクワクする反面

湧きあがってくるのが不安やストレス 

なじめなかったらどうしよう

新しい仕事、授業に追いつけなかったらどうしよう

ダメなやつだと思われたらどうしよう

そんな「どうしよう」ワクワクに勝る方

多いかと思います 

まず結論ですが

新しい環境、慣れない状況に

不安を感じるのは本能です 

そして

人間関係、知らない事、生活の変化、

新しいことづくめで負荷がかかるので

ストレスになるのも当然です 

新しい環境への不安やストレスは

人間誰しも必ずあるので

自分は気弱だとか心配性でイヤとか

考えなくていいんです 

生体反応なのでノーテンキな人でも

少なからずストレスは感じてます 

自己保存

動物が自分のエリア=ナワバリから

出ると危険を感じて警戒する

そんな機能が人間にも備わってます 

脳が

知らない場所には想像もしない危険がある!

セーフティゾーンから出てるぞ気をつけろ!

というサインを自動的に出してるんです

不安やストレス、緊張がサインになって

気づかせようとしてるんですね

このサインを出すのが

脳の偏桃体というアーモンド形の部分です 

爬虫類脳といってもいいくらいで

感覚的野性的な部分です 

偏桃体が鎮まればサインも弱まるってことです 

じゃあ鎮めるにはどうするか?

人間ならではの特性、言語情報をくらわします 

人間関係なら

コミュニケーション、話しかけて仲良くなる 

慣れない、知らないことなら

教えてもらったり勉強をします 

言語情報は脳の別の部分を刺激して

偏桃体の活性化を抑えるのにバツグンです 

言語で野性から理性にシフトするわけですね!

新しい環境で不安やストレス感じてる

これは逆説的に捉えれば

今までの自分を見直して新しいもの

取り入れ成長する機会ともいえます

ものごとは捉え方ひとつ

マイナス感情も

成長のチャンスと考えてみることを

オススメします 

「おかげで一歩成長できた

と後で振り返った時に思えたら

立派な成功体験ですね 

ストレス対処5選 

新しい環境へのストレスは脳の反応

鎮めるには言語情報が効くとお伝えしました 

ここでは踏み込んだストレス対処を

5つ厳選してお伝えします

自分の軸・強みを把握する

自分の軸や、自分の強みを知る人は

ストレスや不安、悪い事によって

気持ちが沈んでも踏みとどまれます 

良いも悪いも受け入れる

=自己受容ができる

  • 軸がブレない
  • 強みが支え

なら簡単にへこたれません

平常心を保つべくルーティン

取り入れるのもいいですね 

かのイチローさんも

「普段の自分でいる事が僕の支え」

と現役時代に言われてます 

不安を全て書き出す 

不安でもアイデアでも何でも

頭の中だけで整理するのは至難の業 

しかも悪い事を頭の中で考え続けると

グルグル回って堂々巡りするだけです 

反芻思考といいます 

これを解決してくれるのが紙に書き出す

いったん頭の中から吐き出します 

人は自分のことは見えにくいけど

他の人のことはよーく見えますよね 

書き出すことで客観的に見られるんです 

シンプル過ぎてやる人少ないですが

意外と効果大です

過去にできた体験を書き出す

新卒などで会社生活が初でも

学生時代に入学、クラス替え

経験してるはずです 

そのときずっと不安なままでしたか?

いつの間にか馴染んで

不安は消えてたはず

まずクラスメイトと仲良くなってみた

みたいに

どうしたら不安が解消されたか

掘り下げてみます

毎日ちょっとしたことをする

今日は隣の人に話しかけてみよう

明日は周辺を探索してみよう

のように日々何かしらやってみます 

コツコツ積み重ねでだんだんと

でも着実に良くなっていくことで

いつのまにか不安が消える 

行動無くして結果ナシです

とにかく体を動かす

体を動かさずにじっとしてると

不安はどんどん大きくなります 

脳がストレスや不安を感じた時

「動け、動かないと危険だぞ」

というメッセージを出してるからです 

自転車も足を止めると

そのうちフラフラ倒れます

漕ぎ続けることで安定しますね 

動くといっても激しい筋トレではなく

軽い、むしろ歩くだけでもOK 

気分転換に散歩、これは昔から

言われてますが理にかなってます

紙に書き出すのは

認知療法でも使われる方法

すぐできるのに効果絶大

オススメです!

やる気は上げない 

新しい環境に不安だけど自分を奮い立たせ

がんばるぞ!

気合を入れていく方もいるかと思います 

いわゆるやる気を上げて臨む

というやつですが実は落とし穴が… 

やる気で乗り切るタイプは

五月病になりやすいといいます 

なんだか憂鬱な気持ちに陥るアレです 

なぜなら上げたやる気はそのうち下がるからです 

やる気は長く続かず

何かのきっかけで下がると

途端にめんどくさくなって

嫌になりますよね 

例:糖質断ちダイエットが流行 

お、コレいいかも♪

とやってみる

初めはやる気満々

糖質食べなくても全然平気じゃん

次第に

周りが美味しそうに食べる糖質が目につく

テレビもネットも街中も誘惑の嵐です 

我慢してる自分に気づいて

だんだんストレスを感じてくる 

すると食べたい欲求がフツフツと湧いてくる

この頃にはやる気は下降線 

そしてある時ついに魔が差してしまう

悪魔的だぁーーー!

その後すぐに後悔自己嫌悪

ストレスはさらに重くのしかかります 

欲は膨らんで自分を正当化、 

ちょっとくらいなら…

自制心は決壊 

職場の場合

やる気現実ギャップに直面 

やる気がだんだん下がって来たところで

ゴールデンウィーク 

心地よさでやる気の糸が切れた人

休み明けの仕事に嫌な気持ちを感じます 

やる気じゃないなら何がいい?

自分の基準値を上げます

具体的に自分がありたい姿を描きます

その自分なら

どう振舞う?どう考える?どんな言葉使う?

イメージわかなければ誰かを目標にします 

身近でも遠い存在でもOK 

あの人ならどう振舞うだろう

どう考えるだろう

推測してやってみることで

その人の基準値に自分を重ねます 

憧れに近づくのは無理にやる気を出さず

欲や望みに直で訴えかけるので効果的です 

おまけに推測でいいので

正解なんてありません 

心が望んでることなら楽しんでできます

 いかがでしたか?

新しいことを始める、環境が変わった

そのとき不安を感じるのはつきものです

だからモヤっとしたら紙とペン

書き出して 

こんな不安を抱えてるんだな

客観視して自分の現状をまず

受け入れてあげてください 

自分の強みや価値観と照らし合わせて 

できることを挙げて少しずつやっていく 

わからないことは教えてもらいつつ

人間模様なんかも聞いておく 

コミュニケーションを取っていくことで

教えてくれる助けてくれる味方を見つける

何よりも自分は孤独じゃない、味方がいる

こう思えることが

不安を取り除く一番の特効薬だと思います 

不安を相談できます

見本にもできます 

まずは味方探し、見つからなければ

ここでご紹介してきたことをしつつ

ストレスを軽くして

新しい環境を乗り越えましょう

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